栞 

心の中を整理して、私らしく魅力的に生きられるように。

【きっと誰にでもある欲望とタブー】『娼年』を観て考えたこと

お久しぶりです、ほなみです。

2年ほど前にNetflixで視聴すた映画の感想メモが見つかったので、時差投稿します。

 

これまで、付き合っていない人と関係を持つどころか、性に関することは「話題にしたらいけないこと」「考えるのも良くないこと」って思い込んでいた私には、十分過ぎるほど衝撃的な作品でした。

テーマ自体が持つ後ろめたい部分に加えて薄暗い場所でのシーンや低くて重みのある話し方をする人が多くて、全体的には決して明るくないはずなのに領くんは少しずつ明るい方に引き寄せられているのが不思議な感覚になります。
この作品にお客さんとして登場する女性がこの世の全ての女性を体現しているとは思いませんが、誰にも言えない欲望を抱えたまま何食わぬ顔で生活している人ってたくさんいるのではないでしょうか。
私には領くんみたいにそれを全て受け入れて実現させてあげられるような心意気はないし、きっとその欲望に心惹かれる前に苦しくなって怖くなって逃げてしまうと思います。
その人にとって心からの希望だったとしても、やっぱり私自身が共感出来ないと引いてしまうかもしれないというのが本音です。

同級生の女の子が最後に言った「もう違う世界の人なんだね」っていう言葉は、どうしてもわかり合えない部分があることに気がついて、本当はもう一歩踏み込んで取り戻したいけれどそれを諦めることにした、覚悟の言葉だったのではないかと推察します。
領くんが見出したような娼婦/娼夫の仕事の光の部分だけではなく、最後まで解決されない二面性が描かれていて、見終えた後もぼんやりと考え込んでしまうような作品でした。

 

【1月の振り返り】目指したい方向に進み出した感覚

お久しぶりです、ほなみです!

2024年最初の投稿が2月になってしまいましたが、駆け足でこの1ヶ月を振り返っておきたいと思います。

 

1月は職場の環境がガラッと変わりました。
新しい上司、新しい先輩、新しい業務、新しい教育方針、新しく覚えるべきこと、理解すること....

これまでの仕事も難しかったけれど、改めてここから目指すレベルの高さに衝撃を受けながら日々学んでいます。でも、身につけたいなと思えるスキルをいくつか見つけることができたので、これまで以上に楽しくなりそうです。

 

他には、数年前から気になっていた資格の勉強をして、この前試験を受けました。

仕事には直接関係はないけれど、元々は興味もなかったけれど、これからの人生できっと役に立つと思います。

 

試験が終わってからは、久しぶりに映画鑑賞や読書の時間を取っています。

引っ越しをしてから全くと良いほど1人の時間がなかったのですが、自分以外の人の人生に没入できるこの感覚が好きだったなぁ...と思い出しました。

 

 

1月の変化や挑戦、息抜きには、全て私が目指したい方向に向かっているという感覚があります。何か成果を出したというわけではないけれど、これからこの方向に進もう、と柔らかい確信を得られた1ヶ月でした。

 

【人生のコンパスと日常のパラダイス】人にも自分にも優しくなれない時に考えたこと

こんにちは、ほなみです。

数週間ほど前、人への思いやりの気持ちが薄く、些細なことでイライラしてしまったりトゲがある言い方をしてしまったりすることがよくありました。

ホルモンバランスの周期の問題もあると思うのですが、それも含めて他人との付き合い方、ひいては自分自身との向き合い方について考え直したいと思います。

 

まず、私がストレスを感じるパターンは大きくわけて2つあることに気がつきました。

①今していることの意義が私の中で腹落ちしていない時

②「本当はやりたいこと」に時間を使えていない時

それぞれについて、具体的にお話しします。


①今していることの意義が私の中で腹落ちしていない時

例えば、仕事をする意義が言語化されていないと、目の前の数値目標や雑務を何となくこなしている状態になってしまいます。

その状態でも日々を楽しめる人や「仕事はこういうもの」と割り切れる人にとってはさほど問題ではないと思いますが、「人生は有限で、後悔しないように行動や思考を積み重ねていきたい」と考えている私にとっては、毎日のモチベーションや満足度に関わる大事なものです。

どうしてこの職種に従事しているのか、どんなスキルを、なぜ身につけたいのか。

これらに納得した上で一つひとつの仕事に取り組むと、全ての出来事の捉え方が変わると思うのです。

 

私には「世の中の理不尽に苦しむ人たちに可能性を与えられる人になる」という、かなり漠然とした大きな夢があります。

理不尽については、特に貧困やジェンダー問題に関心があります。生まれながらの環境や性質のせいで人生の選択が狭まってしまうことのないように、仕組みや機会を提供出来たらいいなと思っています。

今の仕事が貧困やジェンダー問題に直接関わっているわけではありませんが、教育機会の提供という手段を用いて、お客様の描いた可能性を形にするお手伝いをしています。

このような、人生でやりたいことの方向性や抽象的な目標を、「人生のコンパス」と私は呼んでいます。

 

②「本当はやりたいこと」に時間を使えていない時

日々の生活で、自分自身が満たされるような行動を選ぶことを大切にしたいと思っています。

そうは言うものの、特に誰かと一緒に暮らしていると、1人暮らしなら後回しにしても問題のない家事に日々時間を取られたり、相手のやりたいことに合わせて行動してしまったりして、思うように自分のやりたいことに時間を使えないことがあります。

もちろん、相手がいるからこそ楽しい瞬間も多くて、その時間や関係を大切にしたいからこそ、自分だけの時間も尊重したいのです。

幸せを相手に委ねて依存したくはないし、時には相手と距離を取ることで帰って相手を思う気持ちが深まることもあるとも思っています。

誰にも依存しない、私自身が満たされるためだけの癒しの時間を「日常のパラダイス」と呼んでいます。

自分だけのパラダイスを自ら作りにいく姿勢を大切にすることで、自分自身を、そして相手を大切にできる人でありたいです。

 

 

 

 

毎日の習慣で出来ているから

こんばんは、ほなみです🌙

 

私は「自分の人生は毎日の習慣でできている」という考え方が好きです。

だからこそ、日々の小さな努力にも意味があると信じることが出来ますし、

毎日の時間の使い方や心持ちに気を配ろうと思えます。

 

やるべきこと、やりたいことがたくさんあって忙しい時こそ、この考え方を大切にしたいと思い、自分に言い聞かせるためにもこの文章を書いています。

 

今の私が時間と心を使いたいと思っているものを整理して順に並べてみました。

1同居している恋人との関係、一緒に過ごす時間

2十分な睡眠と健康的な食事

3仕事上の個人目標の達成

4職場の課題解決

5自己研鑽(運動、語学、読書、資格)

6休日の趣味の時間(ゲーム、読書、お出かけ)

7友人との関係

 

どんなに忙しくても、自分を大切にするために

この順番を守ることを自分との約束にしたいです。

【自分をもつのは良いこと?】柔軟さと芯の強さの兼ね合いについて

こんにちは、ほなみです。

 

最近、私らしさとして大切にしていることに対して反対の意見を言われたり、それの良くない点を他者から指摘されたりすることが何度かありました。

皆さんは、「他者の価値観を受容すること」と「自分の考えを信じ抜くこと」をどのように両立されていますか?

 

先述のことが起きてから数日間は、少しだけ心が落ち込みました。

「私の価値観は受容されなかった」という虚しさや

大切にしてきたものを変えることに対する抵抗感、

なぜ否定する人の近くにいるのかという葛藤...

様々なことを感じ、そして考えていました。

現在も、自分にとって大切なものは何か?について、時には涙しながら、考え続けています。

 

先ほどのいくつかの他者からのフィードバックに対しては「確かにそうかもしれない」と受け止めて、意識することを増やしましたが、

同時に、私の中にブレない軸があることを強く実感しています。

 

私は多様な人の価値観を聞くことが好きです。

ただ、その全てを取り入れるのではなく、「理解したけど私はそうは思わない」「あなたのその生き方もいいね、私は違うように生きるね」と

他者と自分の線引きを無意識的にしています。

 

全て他人の言いなりにはなりたくないけれど、自分の信念に対して頑なになりすぎたくない。

柔軟さと芯の強さをどうやって両立していくのか、考えている最中です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月の終わりに思うこと

お久しぶりです、ほなみです。
前回投稿してからだいぶ間が空いてしまいました。

 

今日が9月の最終営業日だったので、この1ヶ月を振り返ってみたくなりました。

これまでのやり方では目標を達成できないと気がついて一旦全てを整理し直したり、
忙しい予定が集中して普段よりも残業が長くなってしまったり。

それでもようやく自分一人で商談を進められるようになってきたり、
初めて「私の働きによって前に進めた」「少しだけ会社に貢献できた」と思えるような案件ができたり...
また新しい壁に当たりながらも成長できたひと月だったと感じています。

 

私が今取り組んでいる業務は、短期的に成果が表れるようなものではなくて、
芽が出るのかも分からないたくさんの種に少しずつ水をやって、
その内のたった一部が芽吹いて、
その芽一つ一つに合う肥料や日照条件を考えて、
芽の一部が苗に成長するのをひたすらに信じて、
できるだけ花が咲くように考えて世話をするような、とても地道なものです。

それでも、今月その価値を実感できたことで、
これからも地道な努力を続けていきたいと思えました。

これからも目の前のことに手を抜かず、長期的な効果を信じてひたむきにやっていきたいです。

 

 

つい欲張ってしまうけれど

こんにちは、ほなみです。

夏の暑さが和らいできましたね!

涼しくなると全ての行動がより軽やかになって、夏よりも「いろんなことに挑戦したい!」という気持ちが強くなるのは私だけでしょうか...笑

今回は、そんな私の「挑戦癖」についてお話しします。

 

学生時代から、複数の部活を掛け持ちしたり、留学をしたり、何かイベントがあればリーダーを引き受けたりと、気になったことには何でも手を出してみるタイプでした。

 

仕事も、言語の勉強も、資格も、趣味も、ボディメイクも、友人付き合いも、恋愛も、家事も、このブログも、

全て自分が納得いくまで広く手を広げてしまいます。

 

「好奇心旺盛」と言えば聞こえが良いですが、実際には

・飽きっぽい

・私にはコレ!と言える武器がない

・忙しくなって疲れる、余裕がなくなる

などに悩んできました。

 

私とは対照的な、1つのことを極められる人に憧れたこともありました。

でも最近は、広く浅く色んなことに挑戦してみる私も素敵かもしれないとも思います。

 

たくさんのことに興味があるということは、それだけ心を動かされるものが多いということ。

一瞬一瞬にときめきながら、振り返った時に「やってみて良かったな」と思える挑戦の集合体が私の人生だと良いなと思います。